歯を失うことで困ることは?残存歯が多い=認知症になりにくい!!

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「歯を失う!」ということになったら、一大事ですよね!?では、実際に歯を失うことになったら、どんなことに困るのでしょう!?

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<<歯を失うとこんなに困る!?>>

歯がない状態、あるいは義歯(入れ歯)を使っている状態では、物が噛みづらく、味もわかりにくくなります。また、発音がしにくくなり、食べたり、しゃべったりするときに誤って頬の粘膜を噛んで傷つけることもあります。

歯を失うことになるハンディはそれだけにとどまりません。食べるときによく噛めないと、唾液が十分に分泌されなくなり、消化器系に負担をかけることにもなるのです。また、欠けている歯があったり、それによって咬合(噛み合せ)に異常があったりすると、物を食べるときに左右の歯どちらかに偏って負担がかかります。すると、肩こりや頭痛が引き起こされるなど、全身の健康に悪影響が生じます。

<<歯の損失は認知症にも関係します>>

噛むという行為は、一種のポンプ作用でそれによって大量の血液を脳に送ることができるからです。よく噛んで食べないと、その分脳に送られる血液が少なくなります。加えて噛むという行為は三叉神経を通じて脳を刺激します。歯の下には歯槽骨という骨があり、歯と歯槽骨は歯根膜という結合組織によってつながっています。歯根膜には歯の感覚を伝えるセンサーともいうべき歯根膜受容器(レセプター)があり、この受容器は三叉神経で脳に繋がっています。よく噛んで食べるということは、この受容器の働きから考えても脳にとって大変重要なのです。

どんなに精度の高い義歯であっても、物を噛む能力は天然の歯の4割程度しかないのです。実際、年をとっても自分の歯をもっている人はボケにくいというデータがあります。噛むことは三叉神経を通じても脳を活性化します。

名古屋大学医学部では、アルツハイマー病ならびに脳血管性認知症の患者と健常なお年寄りを対象に、残存歯の数と義歯の使用状況、脳の委縮の程度を調べました。その結果、アルツハイマー病患者は健常者より若い時期に歯を失っており、歯が抜けたあとも義歯を入れていない人が多い。そして、残存歯が少ないほど、脳の委縮の程度も大きく、アルツハイマー病の症状も強いことがわかった、と報告しています。

さらに、抜歯したラット(実験用ネズミ)と正常なラットの学習機能を調べたところ、抜歯したラットにはアルツハイマー病と似た症状が起こったり、学習能力の低下がみられたりしたそうです。

このように、歯を失うことはさまざまな弊害をもたらします。さらには、歯周病自体がさまざまな病気の発症に関係することも近年の研究によってあきらかになってきています。

(参考、引用:マキノ出版 歯周病を自分で治す本 渡辺秀司 著より)

 

歯がグラグラしていたり、抜けたまま放置しているようなら、今すぐ歯科医に相談しましょう!そして、今残っている歯は毎日のホームケアで大切にしてたいですね。

 

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