電動歯ブラシの秘密

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昔はみんな 手で歯ブラシを使い 磨いていました。江戸時代前には草を使って磨いていた時代もありましたね。現代になり二十~十数年前に「電動歯ブラシ」が誕生しました。
電動歯ブラシといっても種類があります。

<電動歯ブラシの種類>

① 電動歯ブラシ・・・・機械的に歯ブラシのブラシ部分を振動させるタイプ

② 音波歯ブラシ・・・・音波振動により歯ブラシのブラシ部分を振動させるタイプ

この①と②の違いは・・・音波の方が振動が細かい 人間は感知することが出来る

③ 超音波歯ブラシ・・・人間が感知出来ない(聞こえない)160万ヘルツの振動。

皆さんはどれが「歯や歯茎に効果がある」と思いますか??
「振動数の違いはあるけれど、どれも一緒でしょ!!」と思った方は「不正解」全く「違います」というか「電動」と「音波」はほぼ同じタイプ。「超音波」だけが「別の世界」です。
価格もピン・キリですね。低価格のものは1980円あり、高いものは1万数千円です。

医療の世界で私たちが感じることが出来ない「超音波」は活躍の場が広く・大きいです。
いろいろな医療機器が超音波の恩恵に与っています。
口腔内でも同じです。あまり大きな声で言えませんが「電動」と「音波」歯ブラシですが、歯を磨く手の代わりという意味では大丈夫。しかし私たちにとって一番気にしなければいけない「プラーク」(歯垢=細菌の塊)の除去にはあまり効果がありません。歯周病の元となるプラークは長年かけて形成されます。歯と歯茎の間に細菌が「巣」を作っている状態です。しっかりと頑固に貼り付いています。

手磨き・電動・音波ではなかなか、除去できません。歯医者さんで除去する以外に方法はありませんでした。昔は・・・・
しかし「超音波歯ブラシ」の登場でついに「家庭内」での除去ができるようになりました。
いろいろなデータもそろっています。
そのためには「基礎知識」として「音波」と「超音波」の世界を知る必要があります。
音波、超音波は、どちらも空気など物理的な物が振動して伝わる疎密波です。物がないと伝わらないので、真空中では伝わりません。 超がつくかどうかは、人間の耳に聞こえるかどうかで決まって、おおむね20KHz(2万ヘルツ)を超えれば超音波、20Hz-20KHzの間が音波です。(20Hz以下は超低周波と呼ばれて、やはり耳には聞こえない音です)
なぜ超音波がよいのでしょうか?

次号へ続く。

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